なんとなく詩メモ。はてなばーじょん。

なんとなく思いついた歌詞とかを載せていくだけのページです。

名前もない恋のうた

自分の気持ちがわからなくなることがある
きっとそんなのは誰にでもあって
だけどいざ自分がなってみると少し怖いんだ
これは悪い方じゃない意味の気持ち
いや、それすらもよくわからないけどね

胸の中で流れるものに
意識を向けたのは初めてだった
それくらいぼんやり歩いていて
立ち止まった事にも気付かなかった

君の瞳の色を覚えた
君の話す音を知りたい
君の温度の端っこを
この手で、と言えないのが
何故なのかもわからないくらい
世界が広いことも知ったんだ

君への言葉は愛でしかなくて
君への愛は言葉にできない
だからきっと歌っているんだ
何か一つでも多く知ってほしいんだよ
きっとそうだよ

空気の流れる勢いなんて
天気が荒れなければ気に留めなかった
服を選ぶ基準を変えていくんだ
明日が何度でどんな天気か

君の事を名前で呼んだ
僕の事を名前で呼んだら
僕の温度は端っこも
その手に当てられないんだ
何故なのかも言い出せないくらい
世界が美しいことを知ったんだ

僕への言葉が何で出来ていて
僕への瞳はどういう言葉か
わからないから歌っているんだ
何か一つでも教えてくれたら嬉しいんだよ
飛び跳ねるくらいに

自分の住む世界さえわからなくなって
きっとこんなのが誰にでもあって
だけどいざ自分がなってみると欲張りになるんだ
この幸せな気持ちを君に知ってほしい
この痛いくらい早い鼓動を
この手の端っこで

君への言葉は愛でしかないのに
君への愛を言葉にできない
だからきっと歌っているんだ
何か一つでも多く知ってほしいんだよ
何か一つでも教えてくれたら嬉しいんだよ
きっとそうだよ

自分の温度がわからなくなるくらいに
ふわふわした、素敵で幸せな気持ちなんだ
こんなのでさえ君は知らない
こんなのでさえ君も知らない