なんとなく詩メモ。はてなばーじょん。

なんとなく思いついた歌詞とかを載せていくだけのページです。

ブルーライト

青く鈍く光る板が世界を変えてしまった
誰もが嘘みたいな世界を見て下を向いた
遠く近く何処もボーダーは失われたけれど
手を触れ合ってもその指は裏切るかもしれない

まどろむ神々の気まぐれで天使が
恋する君のことを愛に陥れても
まつろう星々の指先で火が散って
旅立ちのことを教えてしまえば
天体はなによりも瞳を奪うから

星が降る夜に眠るような愚かな
子供でいられないだろ?叫びながら走れ!
空に落ちる星はやがて大地に跡をつくるから
燃え盛る一生も誰も忘れない 光を刻める
……から、星になれ!

顔を照らす逆光が未来を変えてしまった
誰かが見るはずの笑顔も下向きで届かない
ヒルに泣いたヒトはまだ大人になりきれず
涙を拭った手で血を流すように武器を振った

とまどう者しかいない、辺獄
その名前を現実と呼んだ旅人は
終わりを告げるゲームを恐れ消えてゆく
天使のことを知らない純粋な
子供はなによりも瞳を奪うから

星が降る夜に世界の端で誰かが
子供になったんだ、いのちという光
空へ昇る道筋を輝かせることだけ夢見て
燃え盛る光を浴びて そう、燃え盛る
だから、愛を紡ごう

指先で紡ぐ音色は
指先で争う祈りは
指先で歌舞く正義は
指先で光る青色は
なんのため?

星が降る夜に眠る星を知らぬ子供は
星というものを知るための旅人
星が降る夜に眠るような愚かな
大人になるために生きる、今走り出そう!
星が降る夜は青い光を浴びず
星の光の仕組みを知るために眠ろう
星を燃やす命、青くて遠くて近くの
天使のような君に
教えよう!
星になれ!