なんとなく詩メモ。はてなばーじょん。

なんとなく思いついた歌詞とかを載せていくだけのページです。

チルドレンズソング

短いようでいて長いような夜を
泣きながら過ごすわけにも
いかないけれど

この空の下にもういないのだと
強い風が吹いたときに思ったのです
今まで考えたこともなかったけれど
それが当然だったからなのでしょう

この世界にはわからないことが多すぎて
不安になったのはきっと貴方もだったはず
誰も考えてはいないような事を
当然と受け止められない日があったから

青い空に雲が落ちて、
夜の帳が降り始めた頃
その時間にしか見れないような光を
愛するようにあなたを想います
機械では映せない陰を声に
上げられない私でごめんなさい

あなたと繋いだ手のぬくもりは
流石にもう思い出せないけれど
あなたがくれた言葉で話しながら
あなたがくれた絵を未来に描くから
あなたの作ってくれた全ての優しさを
流石に全部は思い出せないけれど
ひとつひとつをたまに思い出しては
ちいさな涙の粒をこぼすのでしょう
それをしなくなった私を見て
冷たいんだなと思わないで
誰も忘れたりはしないからね

あなたはとても面白い人でした
なんて言ったら
怒るかもしれないけれど
短いようで長いような夜を
泣きながら過ごすのは最後にして
明日からの私を
どうか飽きるまでだけ見ていてね