なんとなく詩メモ。はてなばーじょん。

なんとなく思いついた歌詞とかを載せていくだけのページです。

旅桜

生きている意味を
問いたくなるような
毎日が続いてこれからも続くんだ
眠ることができるから
起きることもできるだろ?
夜景はそう呟いて
いつも通り爛々と瞬いた
桜が咲く頃になった
風が吹いた 静かな部屋を揺らして
僕は泣いてた 静かな心だけ揺らして
ねえ ここは どこなんだろう
花びらが そう一言僕に言った
輝やく意味も知らない
月が出ていたんだ
太陽だってきっと彼のことは知らない
晴れる日があるから
雨の日も来るんだろ?
アスファルトの下で泣く
昔々の街道
春の温度を歩いていく
風が消えた 煩いのは一瞬だった
僕は泣いてる 煩いことを忘れて
ねえ そこは どこなんだい?
花びらが そう一言僕を蹴った
空は青いけど
まだ少し肌寒い夜に
走り出した
どこでもないところへ
風が吹いた 静かに息をかき消す
僕は泣いてた 静かなのはもう
ごめんだった
風が花を 花びらたちを舞わせた
僕は泣かない 桜が綺麗だからだ
ねえ ここは どこなんだろう
ねえ ここは どこなんだろう
花びらが
そう一言僕に笑った